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【トロツコ14】『高校入試対策問題/定期テスト対策問題』【芥川龍之介】

更新日:

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目次

【トロツコ14】『高校入試対策問題/定期テスト対策問題』【芥川龍之介】

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トロツコ(芥川龍之介先生)現代文高校入学試験対策問題

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一、次の文章を読んで後の問いに答えなさい
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a三人は又トロッコへ乗った。
b車はc海を右にしながら、雑木の枝の下を走って行った。
①しかし良平はさっきのように、面白い気もちにはなれなかった

「もう帰ってくれれば好い」

――彼はそうも念じて見た。
が、行く所まで行きつかなければ、
トロッコも彼等も帰れない事は、勿論彼にもわかり切っていた。

その次に車の止まったのは、切崩した山を背負っている、藁屋根の茶店の前だった。
二人の土工はその店へはいると、乳呑児をおぶった上さんを相手に、悠悠と茶などを飲み始めた。
良平は独りいらいらしながら、トロッコのまわりをまわって見た。

トロッコには頑丈な車台の板に、跳ねかえった泥が乾いていた。

          ー中略ー

彼はその冷淡さを取り繕うように、包み菓子の一つを口へ入れた。
菓子には新聞紙にあったらしい、石油のにおいがしみついていた。
三人はトロッコを押しながら緩い傾斜を登って行った。

良平は車に手をかけていても、②心は外の事を考えていた
その坂を向うへ下り切ると、又同じような茶店があった。

土工たちがその中へはいった後、
良平はトロッコに腰をかけながら、帰る事ばかり気にしていた。

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問一「a三人」のよみがなを書きなさい。
「        」

問二「b車」のよみがなを書きなさい。
「        」

問三「c海」のよみがなを書きなさい。
「        」

問四「①しかし良平はさっきのように、面白い気もちにはなれなかった」とある。
   この理由を選択肢から選んで○をつけなさい
ア 土工たちが、良平を置き去りにして楽しんでいたから
イ 良平も土工たちのように茶店に入りたかったから
ウ あまりに遠くまで来てしまって、不安になってたから

問五 「②心は外の事を考えていた」とあるが、どんなことを考えていたのか。
   文中から三文字で抜き出せ。
「        」

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二、次の文章を読んで後の問いに答えなさい
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三人はトロッコを押しながら緩いa傾斜を登って行った。
良平は車に手をかけていても、心は外の事を考えていた。
そのb坂を向うへ下り切ると、又同じようなc茶店があった。

土工たちがその中へはいった後、
良平はトロッコに腰をかけながら、帰る事ばかり気にしていた。

茶店の前には花のさいたd梅に、西日の光が消えかかっている。

「もう日が暮れる」

――彼はそう考えると、ぼんやり腰かけてもいられなかった。

トロッコの車輪を蹴って見たり、
e一人では動かないのを承知しながらうんうんそれを押して見たり、
――①そんな事に気もちを紛らせていた

ところが土工たちは出て来ると、
車の上の枕木に手をかけながら、無造作に彼にこう云った。

「われはもう帰んな。おれたちは今日は向う泊りだから」

「あんまり帰りが遅くなるとわれの家でも心配するずら」

良平は一瞬間呆気にとられた。
もうかれこれ暗くなる事、去年の暮母と岩村まで来たが、
今日の途はその三四倍ある事、それを今からたった一人、歩いて帰らなければならない事、
――そう云う事が一時にわかったのである。

良平は殆ど泣きそうになった。

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問一「a傾斜」のよみがなを書きなさい。
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「      」

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問二「b坂」のよみがなを書きなさい。
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「      」

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問三「c茶店」のよみがなを書きなさい。
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「      」

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問四「d梅」のよみがなを書きなさい。
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「      」

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問五「e一人」のよみがなを書きなさい。
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「      」

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問六「①そんな事に気もちを紛らせていた」とあるが、
  この時、良平の不安を高まらせたのは何か。選択肢から選んで○をつけよ
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ア 自分が茶店に行けなかったこと
イ 次の茶店にも入れてもらえないということ
ウ もう日が暮れるということ

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トロツコ(芥川龍之介先生)現代文高校入学試験対策問題解答/解説

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一、次の文章を読んで後の問いに答えなさい
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a三人は又トロッコへ乗った。
b車はc海を右にしながら、雑木の枝の下を走って行った。
①しかし良平はさっきのように、面白い気もちにはなれなかった

「もう帰ってくれれば好い」

――彼はそうも念じて見た。
が、行く所まで行きつかなければ、
トロッコも彼等も帰れない事は、勿論彼にもわかり切っていた。

その次に車の止まったのは、切崩した山を背負っている、藁屋根の茶店の前だった。
二人の土工はその店へはいると、乳呑児をおぶった上さんを相手に、悠悠と茶などを飲み始めた。
良平は独りいらいらしながら、トロッコのまわりをまわって見た。

トロッコには頑丈な車台の板に、跳ねかえった泥が乾いていた。

          ー中略ー

彼はその冷淡さを取り繕うように、包み菓子の一つを口へ入れた。
菓子には新聞紙にあったらしい、石油のにおいがしみついていた。
三人はトロッコを押しながら緩い傾斜を登って行った。

良平は車に手をかけていても、②心は外の事を考えていた
その坂を向うへ下り切ると、又同じような茶店があった。

土工たちがその中へはいった後、
良平はトロッコに腰をかけながら、帰る事ばかり気にしていた。

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問一「a三人」のよみがなを書きなさい。
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「さんにん」

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問二「b車」のよみがなを書きなさい。
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「くるま」

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問三「c海」のよみがなを書きなさい。
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「ウ」 「うみ」

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問四「①しかし良平はさっきのように、面白い気もちにはなれなかった」とある。
   この理由を選択肢から選んで○をつけなさい
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ア 土工たちが、良平を置き去りにして楽しんでいたから
イ 良平も土工たちのように茶店に入りたかったから
「ウ」 あまりに遠くまで来てしまって、不安になってたから

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問五 「②心は外の事を考えていた」とあるが、どんなことを考えていたのか。
   文中から三文字で抜き出せ。
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「帰る事」

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二、次の文章を読んで後の問いに答えなさい
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三人はトロッコを押しながら緩いa傾斜を登って行った。
良平は車に手をかけていても、心は外の事を考えていた。
そのb坂を向うへ下り切ると、又同じようなc茶店があった。

土工たちがその中へはいった後、
良平はトロッコに腰をかけながら、帰る事ばかり気にしていた。

茶店の前には花のさいたd梅に、西日の光が消えかかっている。

「もう日が暮れる」

――彼はそう考えると、ぼんやり腰かけてもいられなかった。

トロッコの車輪を蹴って見たり、
e一人では動かないのを承知しながらうんうんそれを押して見たり、
――①そんな事に気もちを紛らせていた

ところが土工たちは出て来ると、
車の上の枕木に手をかけながら、無造作に彼にこう云った。

「われはもう帰んな。おれたちは今日は向う泊りだから」

「あんまり帰りが遅くなるとわれの家でも心配するずら」

良平は一瞬間呆気にとられた。
もうかれこれ暗くなる事、去年の暮母と岩村まで来たが、
今日の途はその三四倍ある事、それを今からたった一人、歩いて帰らなければならない事、
――そう云う事が一時にわかったのである。

良平は殆ど泣きそうになった。

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問一「a傾斜」のよみがなを書きなさい。
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「けいしゃ」

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問二「b坂」のよみがなを書きなさい。
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「さか」

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問三「c茶店」のよみがなを書きなさい。
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「ちゃみせ」

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問四「d梅」のよみがなを書きなさい。
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「うめ」

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問五「e一人」のよみがなを書きなさい。
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「ひとり」

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問六「①そんな事に気もちを紛らせていた」とあるが、
  この時、良平の不安を高まらせたのは何か。選択肢から選んで○をつけよ
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ア 自分が茶店に行けなかったこと
イ 次の茶店にも入れてもらえないということ
「ウ」 もう日が暮れるということ

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現代文定期テスト予想対策問題

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一、次の文の(   )に語句を記入して正しい文にしなさい。

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芥川龍之介は主に(  )小説を描き、(  )小説は苦手だった。
芥川龍之介の(  )の作品と(  )の作品は大きく違う。
これは、色々な(   )の小説を描いたことに由来しています。

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二、語句の中から(   )にあてはまる適切な語句を選んで記入しなさい。

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芥川龍之介の初期の作品の代表作は(   )や( )や(  )などである。
芥川龍之介の中期の作品の代表作は(   )などである。
芥川龍之介の晩年の作品の代表作は(  )などである。

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☆語句

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人間失格・芋粥・河童

地獄変・雪国・羅生門

鼻・伊豆の踊子・灯籠

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現代文定期テスト予想対策問題解説/解答

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一、次の文の(   )に語句を記入して正しい文にしなさい。

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芥川龍之介は主に(短編)小説を描き、(長編)小説は苦手だった。
芥川龍之介の(初期)の作品と(晩年)の作品は大きく違う。
これは、色々な(作風)の小説を描いたことに由来しています。

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二、語句の中から(   )にあてはまる適切な語句を選んで記入しなさい。

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芥川龍之介の初期の作品の代表作は(羅生門)や(鼻)や(芋粥)などである。
芥川龍之介の中期の作品の代表作は(地獄変)などである。
芥川龍之介の晩年の作品の代表作は(河童)などである。

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☆語句

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人間失格・芋粥・河童・

地獄変・雪国・羅生門・

鼻・伊豆の踊子・灯籠

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現代文定期テスト対策問題

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一、次の文を読んで後の問いに答えなさい

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小田原熱海間に、軽便鉄道敷設のA工事が始まったのは、良平の八つの年だった。
良平は毎日村外れへ、その工事を見物に行った。
工事を――といったところが、唯トロッコで土を運搬する――

Bそれが面白さに見に行ったのである。
トロッコの上には土工が二人、土を積んだ後にC佇んでいる。
トロッコは山を下るのだから、人手を借りずに走って来る。

煽るように車台が動いたり、土工の袢天の裾がひらついたり、
細い線路がしなったり――
良平はそんなけしきを眺めながら、土工になりたいと思う事がある。

せめては一度でも土工と一しょに、トロッコへ乗りたいと思う事もある。
トロッコは村外れの平地へ来ると、自然と其処に止まってしまう。

と同時に土工たちは、身軽にトロッコを飛び降りるが早いか、
その線路の終点へ車の土をぶちまける。
それから今度はトロッコを押し押し、もと来た山の方へ登り始める。

良平はその時乗れないまでも、押す事さえ出来たらと思うのである。

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問1 この作品の名前を答えなさい
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「                                」

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問2 この作品の作者を答えなさい
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「                                」

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問3 この作品の作者の名前をひらがなで答えなさい
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「                                」

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問4 「A工事」が行われている場所を六文字で答えよ
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「                                」

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問5 どんな「A工事」が行われているか九文字で答えなさい
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「                                」

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問6 「Bそれが面白さ」とは何か。十二文字で答えなさい
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「                                」

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問7 誰が「C佇んでいる」のか。六文字で答えなさい
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「                                」

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問8 何処に「C佇んでいる」のか。六文字で答えなさい
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「                                」

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二、次の語句のよみがなを( )に記入しなさい

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小田原熱海間(         )
軽便鉄道(        )
敷設(      )

村外れ(     )
唯(      )
運搬(     )

土工(    )
土方(    )
佇む(    )

人手(    )
煽る(    )
車台(    )

袢天(    )
裾(     )
下る(    )

身軽(    )
終点(    )
線路(    )

平地(     )

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現代文定期テスト対策問題解答/解説

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一、次の文を読んで後の問いに答えなさい

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小田原熱海間に、軽便鉄道敷設のA工事が始まったのは、良平の八つの年だった。
良平は毎日村外れへ、その工事を見物に行った。
工事を――といったところが、唯トロッコで土を運搬する――

Bそれが面白さに見に行ったのである。
トロッコの上には土工が二人、土を積んだ後にC佇んでいる。
トロッコは山を下るのだから、人手を借りずに走って来る。

煽るように車台が動いたり、土工の袢天の裾がひらついたり、
細い線路がしなったり――
良平はそんなけしきを眺めながら、土工になりたいと思う事がある。

せめては一度でも土工と一しょに、トロッコへ乗りたいと思う事もある。
トロッコは村外れの平地へ来ると、自然と其処に止まってしまう。

と同時に土工たちは、身軽にトロッコを飛び降りるが早いか、
その線路の終点へ車の土をぶちまける。
それから今度はトロッコを押し押し、もと来た山の方へ登り始める。

良平はその時乗れないまでも、押す事さえ出来たらと思うのである。

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問1 この作品の名前を答えなさい
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「トロッコ」

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問2 この作品の作者を答えなさい
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「芥川龍之介」

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問3 この作品の作者の名前をひらがなで答えなさい
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「あくたがわりゅうのすけ」

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問4 「A工事」が行われている場所を六文字で答えよ
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「小田原熱海間」

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問5 どんな「A工事」が行われているか九文字で答えなさい
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「軽便鉄道敷設の工事」

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問6 「Bそれが面白さ」とは何か。十二文字で答えなさい
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「唯トロッコで土を運搬する」

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>問7 誰が「C佇んでいる」のか。六文字で答えなさい
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「土工が二人」

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問8 何処に「C佇んでいる」のか。六文字で答えなさい
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「トロッコの上」

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二、次の語句のよみがなを( )に記入しなさい

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小田原熱海間(おだわらあたみかん)
軽便鉄道(けいべんてつどう)
敷設(ふせつ)

村外れ(むらはずれ)
唯(ただ)
運搬(うんぱん)

土工(どこう)
土方(どかた)
佇む(たたずむ)

人手(ひとで)
煽る(あおる)
車台(しゃだい)

袢天(はんてん)
裾(すそ)
下る(くだる)

身軽(みがる)
終点(しゅうてん)
線路(せんろ)

平地(ひらち)

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