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目次
【トロツコ13】『まとめ・高校入学試験対策問題』【芥川龍之介】
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トロツコ(芥川龍之介先生)作品概要・作品まとめ
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トロツコ
新仮名では「トロッコ」と表記
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芥川龍之介(あくたがわ りゅうのすけ)
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大正十一年(1922年)。
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短編小説
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トロツコは、
湯河原出身の
力石平三記者が描いた
手記がもとになっています。
この手記の内容は、
力石平三が幼少時代に
熱海軽便鉄道の工事を
見物した時の回想です。
この幼少時代の回想の手記を、
芥川龍之介が描きなおしたのが
トロツコという作品です。
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小田原・熱海間に
軽便鉄道敷設の工事が
始まった。
良平(八歳)は、
工事現場で使う
土砂運搬用のトロッコに
非常に興味を抱いていた。
ある日のこと。
良平は、トロッコを運搬している
土工と一緒に、
トロッコを押すことになった。
最初は良平も有頂天だった。
でも、だんだんと帰りが
不安になっていった。
そして、良平は途中で土工に、
遅くなったから帰るように言われた。
だから、良平は一人暗い坂道を
「命さえ助かれば」と思いながら
必死で駆け抜けた。
やがて、良平は家に着いたとたん、
泣き出してしまうのだった。
良平は大人になり東京に出てきた。
良平は子供時代の
トロッコの体験を回想した。
そして、塵労に疲れた良平の前には、
あの時の薄暗かった坂の路が
一筋断続していた。
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トロツコ(芥川龍之介先生)板書
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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆トロツコ(芥川龍之介先生)概要
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
トロツコ板書
トロツコ
・小説(短編小説)
・作者ー芥川龍之介(あくたがわ りゅうのすけ)
・時代ー大正時代
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆第二場面「ある夕方、~しかしその記憶さえも、年毎に色彩は薄れるらしい。」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
初めてのトロッコ体験
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆良平(弟・隣の子供)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
恐る恐る
↓「臆病」
トロッコを押す
トロッコの上へ飛び乗った
↓「喜び」
有頂天ー興奮
↓「怒鳴り声」
逃げ出していた
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆土方(背の高い男)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
トロッコの上へ飛び乗った良平達
↓「怒り」
怒鳴り声
↓
良平達は逃げ出した
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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トロツコ(芥川龍之介先生)板書
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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆トロツコ(芥川龍之介先生)概要
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
トロツコ板書
トロツコ
・小説(短編小説)
・作者ー芥川龍之介(あくたがわ りゅうのすけ)
・時代ー大正時代
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆第二場面「ある夕方、~しかしその記憶さえも、年毎に色彩は薄れるらしい。」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
初めてのトロッコ体験
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆良平
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆良平
親しみ易い
☆☆ ↓「親近感」
この人たちならば叱られない
☆☆☆☆☆☆☆☆↓
☆☆☆☆☆☆☆☆安心
「もう押さなくとも好い」
☆↓
気がかりーぼんやりとした不安
☆↓ 不安
怯ず怯ず 尋ねた
☆↓
優しい 人たち
☆ ↓
信頼
遠く来過ぎた
☆↓
急に はっきりと感じられた。
☆ ↓
突然 襲ってきた不安
☆☆☆☆☆☆☆☆☆↓
☆☆☆☆☆☆☆☆☆絶望 の始まり
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆土方(二人の若い男)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆二人の若い男
☆↓
「おお、押してくよう」
☆↓
信頼
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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トロツコ(芥川龍之介先生)現代文高校入学試験対策問題
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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
一、次の文章を読んで後の問いに答えなさい
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
a三人は又トロッコへ乗った。
b車はc海を右にしながら、雑木の枝の下を走って行った。
①しかし良平はさっきのように、面白い気もちにはなれなかった。
「もう帰ってくれれば好い」
――彼はそうも念じて見た。
が、行く所まで行きつかなければ、
トロッコも彼等も帰れない事は、勿論彼にもわかり切っていた。
その次に車の止まったのは、切崩した山を背負っている、藁屋根の茶店の前だった。
二人の土工はその店へはいると、乳呑児をおぶった上さんを相手に、悠悠と茶などを飲み始めた。
良平は独りいらいらしながら、トロッコのまわりをまわって見た。
トロッコには頑丈な車台の板に、跳ねかえった泥が乾いていた。
ー中略ー
彼はその冷淡さを取り繕うように、包み菓子の一つを口へ入れた。
菓子には新聞紙にあったらしい、石油のにおいがしみついていた。
三人はトロッコを押しながら緩い傾斜を登って行った。
良平は車に手をかけていても、②心は外の事を考えていた。
その坂を向うへ下り切ると、又同じような茶店があった。
土工たちがその中へはいった後、
良平はトロッコに腰をかけながら、帰る事ばかり気にしていた。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
問一「a三人」のよみがなを書きなさい。
「 」
問二「b車」のよみがなを書きなさい。
「 」
問三「c海」のよみがなを書きなさい。
「 」
問四「①しかし良平はさっきのように、面白い気もちにはなれなかった」とある。
この理由を選択肢から選んで○をつけなさい
ア 土工たちが、良平を置き去りにして楽しんでいたから
イ 良平も土工たちのように茶店に入りたかったから
ウ あまりに遠くまで来てしまって、不安になってたから
問五 「②心は外の事を考えていた」とあるが、どんなことを考えていたのか。
文中から三文字で抜き出せ。
「 」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
二、次の文章を読んで後の問いに答えなさい
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
三人はトロッコを押しながら緩いa傾斜を登って行った。
良平は車に手をかけていても、心は外の事を考えていた。
そのb坂を向うへ下り切ると、又同じようなc茶店があった。
土工たちがその中へはいった後、
良平はトロッコに腰をかけながら、帰る事ばかり気にしていた。
茶店の前には花のさいたd梅に、西日の光が消えかかっている。
「もう日が暮れる」
――彼はそう考えると、ぼんやり腰かけてもいられなかった。
トロッコの車輪を蹴って見たり、
e一人では動かないのを承知しながらうんうんそれを押して見たり、
――①そんな事に気もちを紛らせていた。
ところが土工たちは出て来ると、
車の上の枕木に手をかけながら、無造作に彼にこう云った。
「われはもう帰んな。おれたちは今日は向う泊りだから」
「あんまり帰りが遅くなるとわれの家でも心配するずら」
良平は一瞬間呆気にとられた。
もうかれこれ暗くなる事、去年の暮母と岩村まで来たが、
今日の途はその三四倍ある事、それを今からたった一人、歩いて帰らなければならない事、
――そう云う事が一時にわかったのである。
良平は殆ど泣きそうになった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
問一「a傾斜」のよみがなを書きなさい。
「 」
問二「b坂」のよみがなを書きなさい。
「 」
問三「c茶店」のよみがなを書きなさい。
「 」
問四「d梅」のよみがなを書きなさい。
「 」
問五「e一人」のよみがなを書きなさい。
「 」
問六「①そんな事に気もちを紛らせていた」とあるが、
この時、良平の不安を高まらせたのは何か。選択肢から選んで○をつけよ
ア 自分が茶店に行けなかったこと
イ 次の茶店にも入れてもらえないということ
ウ もう日が暮れるということ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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トロツコ(芥川龍之介先生)現代文高校入学試験対策問題解答・解説
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一、次の文章を読んで後の問いに答えなさい
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a三人は又トロッコへ乗った。
b車はc海を右にしながら、雑木の枝の下を走って行った。
①しかし良平はさっきのように、面白い気もちにはなれなかった。
「もう帰ってくれれば好い」
――彼はそうも念じて見た。
が、行く所まで行きつかなければ、
トロッコも彼等も帰れない事は、勿論彼にもわかり切っていた。
その次に車の止まったのは、切崩した山を背負っている、藁屋根の茶店の前だった。
二人の土工はその店へはいると、乳呑児をおぶった上さんを相手に、悠悠と茶などを飲み始めた。
良平は独りいらいらしながら、トロッコのまわりをまわって見た。
トロッコには頑丈な車台の板に、跳ねかえった泥が乾いていた。
ー中略ー
彼はその冷淡さを取り繕うように、包み菓子の一つを口へ入れた。
菓子には新聞紙にあったらしい、石油のにおいがしみついていた。
三人はトロッコを押しながら緩い傾斜を登って行った。
良平は車に手をかけていても、②心は外の事を考えていた。
その坂を向うへ下り切ると、又同じような茶店があった。
土工たちがその中へはいった後、
良平はトロッコに腰をかけながら、帰る事ばかり気にしていた。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
問一「a三人」のよみがなを書きなさい。
「さんにん」
問二「b車」のよみがなを書きなさい。
「くるま」
問三「c海」のよみがなを書きなさい。
「ウ」 「うみ」
問四「①しかし良平はさっきのように、面白い気もちにはなれなかった」とある。
この理由を選択肢から選んで○をつけなさい
ア 土工たちが、良平を置き去りにして楽しんでいたから
イ 良平も土工たちのように茶店に入りたかったから
「ウ」 あまりに遠くまで来てしまって、不安になってたから
問五 「②心は外の事を考えていた」とあるが、どんなことを考えていたのか。
文中から三文字で抜き出せ。
「帰る事」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
二、次の文章を読んで後の問いに答えなさい
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
三人はトロッコを押しながら緩いa傾斜を登って行った。
良平は車に手をかけていても、心は外の事を考えていた。
そのb坂を向うへ下り切ると、又同じようなc茶店があった。
土工たちがその中へはいった後、
良平はトロッコに腰をかけながら、帰る事ばかり気にしていた。
茶店の前には花のさいたd梅に、西日の光が消えかかっている。
「もう日が暮れる」
――彼はそう考えると、ぼんやり腰かけてもいられなかった。
トロッコの車輪を蹴って見たり、
e一人では動かないのを承知しながらうんうんそれを押して見たり、
――①そんな事に気もちを紛らせていた。
ところが土工たちは出て来ると、
車の上の枕木に手をかけながら、無造作に彼にこう云った。
「われはもう帰んな。おれたちは今日は向う泊りだから」
「あんまり帰りが遅くなるとわれの家でも心配するずら」
良平は一瞬間呆気にとられた。
もうかれこれ暗くなる事、去年の暮母と岩村まで来たが、
今日の途はその三四倍ある事、それを今からたった一人、歩いて帰らなければならない事、
――そう云う事が一時にわかったのである。
良平は殆ど泣きそうになった。
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問一「a傾斜」のよみがなを書きなさい。
「けいしゃ」
問二「b坂」のよみがなを書きなさい。
「さか」
問三「c茶店」のよみがなを書きなさい。
「ちゃみせ」
問四「d梅」のよみがなを書きなさい。
「うめ」
問五「e一人」のよみがなを書きなさい。
「ひとり」
問六「①そんな事に気もちを紛らせていた」とあるが、
この時、良平の不安を高まらせたのは何か。選択肢から選んで○をつけよ
ア 自分が茶店に行けなかったこと
イ 次の茶店にも入れてもらえないということ
「ウ」 もう日が暮れるということ
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